たんたんめん日記

ソシャゲ関連のなんでもやさん備忘録

【jmeter】 スレッド数 / Ramp-Up / ループ回数 を復習する

スレッド数 / Ramp-Up / ループ回数を一度まとめなおし。 webサーバーへのhttpリクエストでの負荷試験が前提。

  • スレッド数 = スレッドグループを何回試行するか。スレッドグループ単位なので、WEBサーバーへのリクエスト数は、グループ内のhttpリクスと数倍になる。

  • ループ回数 = スレッドを何回繰り返すか。

  • Ramp-Up = 総スレッド・ループをRamp-Up時間をかけて処理する

  • 総HTTPリクエスト数 = スレッド数 x ループ回数 x スレッドグループ内のHttpリクエスト数

  • Ramp-Upがゼロの場合は、全スレッドを1度に実行する。各スレッドが終了すると次のループを行う。
    ループ1の場合は、全スレッドを1度行ったら終了する。

  • Ramp-Up時間が処理時間と期待されるので、予測スループット値は
    (スレッド数 x ループ回数 x スレッドグループ内のHTTPリクエスト数) / Ramp-Up秒

  • スレッド数・ループ回数を増減させてもRamp-Up時間で処理を行う。
    そのため、スレッド数を倍にすれば、同時間に倍のアクセスを行うことになる。

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スレッド数:10
Ramp_Up:30
ループ回数:20
スレッドグループ内のHTTPリクエスト数:3

30秒間で10x20回(合計200回)のスレッドグループが処理される。
スレッドグループ内にはHTTPリクエストが3あるので、総HTTPリクエスト数は600。

600 ÷ 30 = 20リクエスト/秒 の負荷がWEBサーバーにかかることになる。

Rampup0と1

  • Rampup0では、すべてのスレッドを同時に実行しようとするが、1の場合は1秒間をかけて、スレッドを実行する。